【ご報告】持続可能な観光の国際基準 GSTCトレーニングプログラムを修了し「修了証」を取得しました!

北海道厚真町で「Hitotoki Base」を運営する上村陽介です。この度、2025年11月に北海道の札幌で実施されたGSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)の3日間研修プログラムをすべて修了し、**「研修修了証」**を取得いたしました。

GSTC研修に参加した背景と目的

GSTCは、持続可能な旅行及び観光の基準を制定、管理する国際非営利団体です。その基準は、持続可能なマネジメント、社会経済的影響、文化的影響、環境への影響という主要4分野から構成されており、持続可能な観光についての共通理解を提供する「最低ライン」として機能しています。

研修では、**事業者向け基準(GSTC-I)地域向け基準(GSTC-D)**の座学に加え、実践的な活用方法を学ぶフィールドワークを通じて、基準を深く理解することができました。

なぜ今、サステナビリティが必要なのか

講義では、消費者の価値観が、機能重視の「モノ消費」から、体験価値重視の「コト消費」を経て、社会貢献や自己実現を求める「イミ消費」へと変化していることが強調されました。

サステナビリティへの取り組みは、企業のコンプライアンス項目の一つとなっており、ドイツの旅行会社との取引事例にも見られるように、国際認証の有無がビジネスの可否に直結する時代となっています。

「Hitotoki Base」が目指す「自然と人がつながる“釣り人の理想郷”」を実現し、**地域社会の生活の質(B9)生物多様性(D3.1)**を脅かさないためには、この国際的な基準に基づいた経営管理体制が不可欠だと痛感しました。

今後の取り組みと目標

研修で得た知識をすぐに事業運営に適用し、地域社会への悪影響を最小化していきます。

1. 環境負荷の管理と外来種対策: 渓流釣りガイドサービスにおいて、外来種の侵入を防ぐため、持ち込みフェルトシューズの消毒を徹底するプロトコルを整備します(GSTC-I D3.2)。

2. 地域経済への貢献: 地元産の食材や工芸品を扱う地元産物コーナーを設置し、観光消費が地域経済へ還元されるよう促進します(GSTC-I B3)。

3. 国際的なプロフェッショナル証書への挑戦: 研修修了証の取得により、オンライン試験を受験し、国際的に通用する「サステイナブルツーリズムプロフェッショナル証書」の取得を目指します。この資格は、観光庁が推進する日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)のロゴマーク取得条件の一つであり、今後の地域のPRや事業採択において優位性を持つ可能性があります。

今後も、厚真町での事業を通じて、持続可能な観光の推進に貢献してまいります。引き続きご支援、よろしくお願いいたします。

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Hitotoki Base 上村陽介

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